- 来月から海外駐在員になるんだけど、英語が話せるようになるのはなんとなくわかるけど、それ以外にメリットってあるのかな?
- そもそも、英語も話せるようになるんだろうか・・・。
こんな疑問を解決します。
本記事を書いた人は下記のような人です。
- 私も2年前までは英語超初心者でしたが、今では海外駐在員として現地人のマネージャーとして仕事をしています。
- 短期間で英語上達できたノウハウや、使ったオンライン英会話、勉強本などの情報発信
- ビジネスの現場でのリアルな英会話体験に基づいたリアルな情報発信をしています。
私も2年前までは英語超初心者でしたが、今では海外駐在員として現地人のマネージャーとして仕事をしています。
本記事を読むと以下のことが分かります。この記事を読むとわかること
- 海外駐在員になることのメリット、デメリット
- 海外駐在員になると英語が話せるようになるかどうか
当ブログでは、英語初心者向けに英語学習のノウハウやおすすめオンライン英会話を紹介しています。
興味のある方は是非覗いていってください。
おすすめ記事
目次
海外駐在員の最大のメリットは英語力向上だけ?
結論:英語力向上だけではなくいろいろメリットあり。
主な英語力向上含めたメリットは以下です。
- 英語力向上する
- 給料が(少し)あがる(しかしケースバイケース)
- 旅行に行きやすい
- 経験値があがる
- いい物件に住める
細かいメリットを入れるとまだまだあると思いますが、大きいところでいくと上記です。
以下で細かく深堀りします。
英語力が向上する
これは、絶対的に向上します。
それは仕事で必ずと言っていいほど英語をしゃべるからです。
会話するために「この単語なんて言うんだっけ?」と思って
Google翻訳を使って調べてからしゃべりますよね?
そうすることで話せるフレーズがどんどん増えます。
ただし周りが日本人出向者ばかりの職場では
なかなか急には向上しません。
ある程度自分の勉強も必要です。
英語力の向上には以下のページも参考にしてみてください
参考記事
給料が(少し)あがる(しかしケースバイケース)
海外赴任すると給料が倍ぐらいになる!
と言いたいところですが、
残念ながら倍になんてことはなりません。
倍になる企業もあるかもしれませんが普通はなりません。
なぜか?
それは、ケースバイケースで
- 既婚単身赴任
- 既婚帯同赴任
- 独身単身赴任
これらによって変わってきます。(※会社の手当制度に依存しますが)
- この中で一番メリットがあるには「既婚単身赴任」です。
既婚単身赴任 については、日本に残した家族に対する手当がある場合が多いです。
それが結構メリットがあるのと、海外での生活で既婚帯同赴任(家族帯同)だとかなり海外での出費も多いのです。
そのため圧倒的にこのケースがメリットあります。
- この中で一番メリットが無いのは、「日本で夫婦共働きだった場合の既婚帯同赴任」です。
メリットが無いのにメリット?意味不明ですね。
確かに 「日本で夫婦共働きだった場合の既婚帯同赴任」 は世帯収入は落ちるかもしれません。
しかし、企業によっては外貨建て給与、円貨建て給与としての収入があり既婚帯同赴任で、配偶者が働かなくなったとしても、収入としては元の日本での共働きに近いぐらいまでの給料はもらえる場合があります。
しかし!海外での出費も多く、さらにその国の物価に依存しますので、やはりあまりメリットはないでしょう。
- 最後に独身単身は上記2パターンの中間といえます。
日本に残した家族もないため、それら手当もなく、海外での出品も帯同ほど多くありません。
そのため、ケースバイケースです。
旅行に行きやすい
これはどこの国でも言えると思います。
日本以外の国は陸続きで国境になっているところや
そもそも国土が広く観光スポットだらけだからです。
かくいう私は赴任1年にして、
ドイツ
ノルウェー
オランダ
フランス
ポルトガル
など色々行っています。
やはり仕事だけがすべてではありません。
きっちり家族の時間を作って、旅行に行くべきです。
経験値があがる
日本にいるときよりトラブルに対する対処能力が向上します。
そういう意味で経験値が上がるといえるでしょう。
海外では日本ほど順風満々になんでもうまく事が運ぶわけではりません。
外人さんは思いもしない行動をしてきます。
そのためトラブルに対して耐性ができてくるので、そういった経験をしていくと経験値があがり、多少のことではビビらなくなるでしょう。
いい物件に住める
海外赴任ではかなりいい物件に住めます。
何故なら住むところは会社負担になっている場合が多く、その予算内で上限ギリギリのところを選べます。
これは赴任する国によってレベルは様々かもしれませんが、例えば東アジア、東南アジアはかなり日本人に優遇されているため日本人は高級マンションに住めるようです。
さらにはお手伝いさん付きなんてパターンもあるようです。
欧州では、家賃にすると12万~15万ぐらいのところに住めます。
部屋のサイズとしては2LDKですが、一つ一つの部屋が広くトータル100平米くらいの家に住めます。
(日本でいうところの3LDKサイズ。地域によりますが家賃20万~30万前後)
以上ざっと思いつくメリットです。
そのほか細かいメリットは色々あると思います。
次はデメリットです。
海外駐在員のデメリットは何?
主なデメリットは以下です。
- 親族、友人と疎遠になる
- 日本食の入手が大変
- 水問題(地域による)
- ネットショッピングが不便(地域による)
親族、友人と疎遠になる
もともと日本で築いてきた人間関係が疎遠になります。
これをデメリットと思わない人もいるかもしれません。
ただし時差があまりないアジア圏であれば比較的容易にLINE電話などで
連絡が取りあえて、そこまで疎遠になりにくいかもしれません。
飛行機で行き来も簡単ですし。
しかし、アメリカ圏、ヨーロッパ圏ではなかなかそうはいかないでしょう。
日本食の入手が大変(地域による)
おいしい普段慣れ親しんだラーメンが気軽に食べれません。
これは地域によるでしょう。
何故ならすこし地方都市になると、日本食材を仕入れるために片道1時間半の道のりを車で行ったりきたりしなければいけません。
首都であれば日本食レストラン、日本食材店なども豊富にあり、余り困らないかもしれませんが、日本食無しでの生活を受け入れられるようになるとこれはデメリットではなくなります。
水問題(地域による)
世界には国によって飲める水、飲めない水、軟水、硬水など色々な条件の国があります。
インドはそもそも顔を洗う(目をあらう)のにミネラルウォーターでないとバイキンが入ったりするようです。
またヨーロッパは水道水が硬水です。
体質によっては、下痢になる人もいるようです。
さらには赤ちゃんの飲み水に対しては使えるミネラルウォーターも限定されていたりします。
これら日本では考える必要がなかったことも考えなければいけません。
ネットショッピングが不便(地域による)
日本のネットショッピングは素晴らしいです。
これも地域によりけりです。
アジア圏はむしろ日本より発達しているところもあると思います。
しかし、場所によってはAmazonの配達圏外になっている国もあります。
ネットショッピング好きの人は赴任前にあらかじめ購入できる範囲かどうかチェックしておくことをお勧めします。
海外駐在員が英語力向上させるための注意点
海外駐在員になって、英語が勝手に上達するかというと絶対にしません。英語の独学は必須です。
ですが、独学は当然なんですが、いくら独学で英語を勉強しても話せない人は話せなかったりします。特に家族で赴任していたりすると普段は日本語でしゃべっているので仕事以外では日本語です。また、会社でも日本語が喋れる現地人がいたり、ほかの日本人駐在員などもいると英語を思った以上に話さない場合もあります。
海外生活は確かに、英語上達のベスト環境であることは確かです。しかし、何の努力もなしに英語力向上は見込めません。
そこで、ここからは独学で学ぶこと以外に気を付けておきたいマインドについて解説しておきます。
語学は簡単に習得できることではありません。重要なのは「継続は力なり」を体現することです。その継続するためのポイントを解説します。
あまり多くを語っても仕方ないので、自分が実践したたった3つのポイントです。
勉強する目的の明確化
今は漠然と
- 英語が話せたらいいなぁ
- 仕事でもっと流ちょうに話せたらなぁ
ぐらいの曖昧な目的ではないですか?それではダメなんです。
もっと具体的な目的が必要です。なぜなら、あいまいだと自分に対して甘くなってしまい、「まいっか」や「今日は忙しいから明日からやればいいや」でまったく継続できません。
なぜ英語を勉強したいか、なぜ英語が必要かを自分の中で明確化しておきましょう。そしてそれを書きだすことをお勧めします。
- 英語が話せる自分は、どんな場面、どんな状態で話せたらいいのかを具体的に想像する。
- 英語が話せない自分は、どんな場面、どんな状態で苦痛だったかを思い出す。
例えば、
- 自分の部下(ローカルスタッフ)が、取引先に理不尽に怒られていて、庇ってあげたいけど、自分は英語が話せず部下に嫌な思いをさせた。⇒だから話せるようになる必要がある!
こんな具体的なのがおすすめです。こういう体験をしていなくてもOKえす。可能性だけでも。大事なのは自分がどれぐらい追い込まれるかを想像し、それを回避できるようになりたいと思うことです。
毎日できる英語学習を見つける
普段忙しいとなかなか英語学習に時間を避けなかったりしますが、大事なのは継続です。少しでも「毎日365日英語を学ぶ」という状況を作りましょう。
例えば、最初はYouTubeの英語学習動画を見る。といった程度のものでもOKです。
以下におすすめYouTubeチャンネルを紹介しているので参考にしてみてください。
英語学習が習慣化してきたら、こういった動画を参考に、オーバーラッピング、シャドーイングなどをしてみるとより効果的です。
”無料”ではなく”有料”に身を投じる
3つ目は、”無料”ばかり使うのではなく”有料”のものを使いましょう。一番良いのは、オンライン英会話です。何故なら払いきりではなく、継続してお金が必要になるからです。
24時間やっているオンライン英会話も多数あるので、海外からでも問題なくレッスン受けられます。
以下にオススメのオンライン英会話を紹介しているので参考にしてみてください。
払いきりではありませんが、英会話教材なんかもオススメです。
お金を払うことで「せっかくお金払っているので勉強しよう」という動機付けをすることです。運動をする為にジムに月額でお金を払うのようなものですね。
おすすめは以下の教材です。海外発送も可能なので、ぜひトライしてみてください。
- 特徴
- 英語を学習する苦痛から解放する日本初、1日たった6分【聞くだけ学習】
- 脳科学で実証された言語習得プロセスを採用。習得効果は「従来の2倍」
- 英会話に挫折した人、諦めた人が『話せるようになる』英会話音声教材。
まとめ
いかがでしょうか?
以下要点を整理します。
- 海外駐在員になることのメリットデメリット
メリット
- 赴任の形態よっては、お金はあまり増えないかもしれません。
- 旅行できることや経験値があがることなどから、人生が豊かになることが最大のメリットと言える。
デメリット
- 親しい人と疎遠にはなるかもしれない。
- 日本食やネットショッピングにこだわらなければ大きなデメリットにはならないと言える。
- 海外駐在員が英語力向上させるための注意点
- 勉強する目的の明確化
- 毎日できる英語学習を見つける
- ”無料”ではなく”有料”に身を投じる
これらに加えて、すこしずつ上達を実感できれば言うことなしです。間違いなく英語力は上達するでしょう。
あとがき
よほどの理由がない限り断れる人はいないでしょう。そう、社畜であればあるほど。
自分もそうでした。
もともと海外志向ではなかったので、英語の勉強もしてきませんでしたし、日本が大好きでした。
しかし、海外赴任してみて色々メリットデメリット感じてきましたので、自分の具体例を交えながらメリットデメリットを紹介していきます。
一方で、中国へ海外赴任する場合、インドへ海外赴任する場合、アメリカへ海外赴任する場合、ドイツへ海外赴任する場合でその地域独特のメリットデメリットがあります。
自分は欧州への海外赴任なので、ドイツ中国アメリカの情報はそこまで詳しくは知りませんが、このブログは人づてに聞いた情報も交えながら一般的な海外赴任のメリットデメリットとしてまとめています。
あなたがどこへ海外赴任するにせよ、以下のメリットデメリットは多かれ少なかれあると思います。
人によりけりだとおもいますが、社畜として生涯海外赴任なんて人は少ないと思います。
期限付きですよね?
であれば、期間限定だと思って、
すべてが苦痛だと思わず、自分の人生の1ページとして
後から思い出話で語れるようになりましょう!
レッツエンジョイ!
本ブログでは以下のような英語学習者におすすめの記事を書いています。
参考記事